雪うさぎ - by ChatonJardin

母との想い出

最近亡き母のことをよく思い出す。

何時も忙しく働いていた人なので、抱きしめられたことは記憶に薄い。

どちらかと言えば、正義感の強い人という印象のほうが強い。

小さい頃の私は構ってもらえなくて、きっと寂しかったに違いない。

まして体が弱かったので日がな一日寝ていることが多かった。

そんな雪の降るある日、何をするにもしんどいし、一人で寝ていると…

母が積もった雪で雪うさぎを作ってお布団のところまで持って来てくれた。

4才か5才の頃かな。

南天の赤い実のお目々を付けた雪うさぎ。

母は時々私を驚かせた。

幼い頃の雪うさぎが、80歳あまりの年になる私の記憶にまだ残ってるなんて!

雪うさぎを見た私が声もなく驚いて、その可愛さに感激したのは疑いもないはず。

年をとる度ごとにお皿に乗った雪うさぎがより深く脳裏に焼き付いている。

Today’s writer:yayoi

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