小雀の災難 - by ChatonJardin
事件は娘のベランダで
先日、娘が今朝は大変だったとお疲れ気味。
ベランダがいつになくうるさい!
雀軍団がベランダの手すりで鳴き叫んでいる。
尋常じゃない鳴き声に何事かと外に出てみると、
ショボショボの毛をした子雀が室外機の下に入り込んでて、人間が来たので更に奥に入り込んでしまった。
頭隠して尻隠さず…正しくその状態。上手く隠れているつもりだが丸見えだ。
植木鉢を何個か除けて道を作ってやったけどなかなか出てこない。
人間がいたら出て来ないだろうと部屋に入ったら、
大人の雀たちは一斉にサッとベランダの手すりに戻ってきて、また娘の気配を感じると電線に移動。
その間大騒ぎで鳴き叫び続けて、それを何回か繰り返し30分。
やっと静かになって雀の大騒ぎも終わったらしい。
そんな話を聞いて興味深い本(「動物も言葉を話す」…?うろ覚えなので確かではない。)を思い出した。
きっと雀達も話してたに違いない。
早く出てきなさい!
どうしてそんなところに!
人間が部屋に入った!
今よ!
・・・と。
子雀、親雀、グループ雀達がきっと言葉を話してたに違いない。
※追記
いや、本当に参りましたよ。
米粒をまき散らしたわけでもないのに、そんなに多くの雀がベランダに集合するなんてことはないので驚きました。
小さい雀でもたくさんになると少し怖いくらいでした。
おまけに、彼らたちも緊迫しているわけで…、緊急事態の鳴き声はそれはもう凄まじく、
私が何かしたわけではないのに、複雑な心境で見守りました。
確かに、会話が聞こえるようでした。
無事に仲間のもとへ戻れてくれて良かったです。
とても疲れたけれど、最後は彼らの絆にほっこりした朝でした。
Today’s writer:yayoi
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