アンティークラナンキュラス
ラナンキュラス
枯れてもなお…
月に何度か足を運ぶ農協。
旬のお野菜や美味しい地元のお肉が安心価格で購入できる。
春の気配が感じられると、店先には花や苗も並ぶ。
先日つい、購入してしまったのは綺麗な色のラナンキュラス。
いかにも健康そうであるにも関わず、町の花屋さんの何分の一…?
色んな意味でうれしいいお買い物。
最初は一輪が咲いていましたが、そのうちゆっくりともう一輪。
気づけば、今まで気づかなかった蕾もたくさん増えてきて…。
花が咲き終わる少し手前で残りの花たちの為に切り花にして飾てみる。
何枚も重なった花びらは自然の仕業とは思えないほど繊細で緻密。
切り花にしても長く楽しませてくれる。
けれど、ラナンキュラスはこの先枯れ行く姿もキレイです。
少しづつ、色味がアンティークの美術品の様に色あせていく。
その色の変化がとても好きです。
むしろ、その枯れ行く姿の方が好きかもしれない。
少しひねくれた私は、その姿をいつまでも愛でている。