小さな椿の苗
椿が咲きました
思いもよらぬ愛らしさ
義理の父のふるさとの家を人手に渡すと聞き、お墓参りを兼ねて訪れた時、
大きく育ったものは流石に持ち帰れないけど、小さいものなら…と、
主人が庭に植えられていた椿の小さな苗をコッソリ持ち帰りました。
水やりだけはしてはいましたが…、正直、私はポロリと花ごと落ちる椿があまり好きではありませんでした。
持ち帰った時には、花の咲く季節ではなかったので、どんな種類なのか、色は赤か白かも見当がつかないまま時は過ぎていました。
15センチほどしかなかった苗は、昨年の秋ごろには腰ほどにまで大きくなっていました。
それでもずっと花が咲かないままで、ますます興味を持てない椿の花…。
やっぱり椿は好きじゃない。
…と、ふと見ると。固いつぼみがいくつかついているではありませんか‼
花が咲く‼と思えば途端に興味の湧く私。調子のいいものです
そうして、この冬、家へ来てからはじめて花を咲かせてくれました。
白い椿の花でした。
次から次と咲いています。
花びらが少なく、凛とした美しい椿です。
白い椿の花言葉は「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」と言うらしいです。
正しく、そのようです。
今年は何か、いいことがありそうです。
皆様におかれましても、白い椿のような一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。