私のすきな庭 - by ChatonJardin

ターシャの生きた世界

ターシャテューダーを知ったのは私が50を過ぎた頃だと思う。
本屋さんで見つけたその本を躊躇なく買った。
写真と文章とターシャのイラスト。
カメラマンのリチャードブラウンによると
「人里離れた農家に住んで木や花の植わった庭と犬や猫などのペット、それに山羊や鶏等の小動物に囲まれ、絵本の挿し絵を描くというのが彼女の夢だった。」(ターシャテューダーの世界)より抜粋。

憧れを実現することのむつかしさ

私の拙い文章でターシャを語るのはおこがましいと思う。
衣食住すべて大草原の小さい家のような生活をしている。
憧れはあっても便利さになれきってしまった現代人には不可能に近い。
鋳鉄のコンロで料理をし、朝日と共に起きて、日が暮れれば休む生活をしてきた。
その素晴らしい生活ぶりは写真集で見てほしい。

ありのままの庭

その生活の中で私が一番好きなのが庭。
自然のままのような(手を掛けていないように見えるだけ)庭。
四季折々の花が咲き乱れる庭。
色彩溢れる庭や逆の冬の庭も良い。

ターシャという人


その暮らし振りからターシャが見えてくる。
華奢な身体なのにきっと頑健だったと思う。
意志が強くて 頑固な老婦人だったと思う。
そしてターシャは絵本作家なのだ。
素晴らしい才能を享受し、その上生活まで実践するのが凄い。
夢や憧れの世界を現実に生きるには 、とてつもなく熱い熱意とエネルギー、そして実行力が必要だ。

 


Today’s writer:yayoi

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