一番はじめに作ったバッグ

ピンクのカシミヤセーターに刺した花

一番はじめに作ったバッグ は モネの庭のような…

一番はじめに作ったバッグ は, 愛猫 のフミフミによって穴が空いた カシミヤセーター に、

ビーズ刺繍 で リメイク したお話は以前しましたが、

その後、再び 穴の空いた セーター や デザインの古くなった カシミヤのセーター をかき集めて

それを分解して バッグ を作ろうと考えました。

最初に作ったのは淡く少しくすんだ ピンクのセーター 。

なんだか毎日を悶々と過ごしていた頃…、この作業に没頭しました。

当時は誰に見せるでもなく、誰の為でもなく、ただただ無心で ビーズ刺繍 を刺していきました。

出来上がったそれは モネの庭 のような 雰囲気のものでした。

写真は 色 や 素材 は違いますが、今残っている バッグ の中で近いものです。

そのうち、 ギャラリー をお借りして発表できる機会が訪れました。

一番の思い入れのあった自信作「初代 モネの庭 」は、 ギャラリー の一番目立つところにスタンバイ。

短い会期の間にお二方の目に止まることとなりました。

「本当にいいんですか?ありがとうございます!」

当然、 たったひとつ しかなかったもの。

お二方のおひとりは、近くを通るたびにご覧になっては悩んでおられたようで、

売れてしまったことを知ると、随分残念がっていらっしゃいました。

素材 の事情をお話し、別の素材でもよろしければと同じ デザイン を ビーズ刺繍 してお届けすることになったのです。

あの時の 嬉しさ は忘れることはないでしょう。

自分が欲しい !と思うもの、 好きなもの !が 誰かと共有できた 時。

そして、その スタンス で モノづくり をしてこうと決心したのです。

シャトンジャルダン の初心、それは、 自分がワクワクしないのに 、 人様がワクワクしてくれるはずがない 。

時々、あの時を思い出して 励み にするのです。

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